現在では一般的に私たちが扱う自家用車は大きく2つに分けられます。軽と普通車ですね。最近では様々な理由から普通車を手放し、軽自動車に乗り換える方が増えました。現在日本で最も売れている車も軽ですね。
なぜ軽自動車は売れているのでしょうか。そもそも、軽と普通車は何が違うのかを説明します。いわゆる軽は日本の独自規格で正しくは軽四輪と分類されます。道路運送車両法によると全長3.4m、全幅1.4m、全高2.0m以下でなければなりません。
また排気量が660cc以下、定員4名以下、貨物積載量350kg以下となっています。これらを1つでも超えてしまうと普通車の扱いになってしまいます。このような軽自動車はなぜ最近になって売れているのでしょうか。まず大きな理由として不景気が挙げられます。
軽は普通車に比べて本体価格が安いことはもちろん、税金や保険料が安い。そして軽いため燃費もいいということで人気となったということですね。加えて最近の軽は昔のものに比べて乗り心地などが大きく改善されました。特に技術革新によりエンジン周りの小型化などが飛躍的に向上しました。
それにより車内空間を圧倒的に広げることに成功しました。一見普通車よりも広く見えることもありますね。しかし、車内空間が広くなったとはいえ軽自動車の欠点はやはり排気量制限。排気量が660cc以下という制限がある以上、坂などで失速してしまうのは否めません。
そこで最近は軽にターボチャージャーを搭載することでそれを解決しています。ターボチャージャーを使えば排気量は買えないまま手軽にエンジンのパワーアップを図れるのです。こういった理由から最近では軽自動車が売れるようになったということですね。