中古自動車といっても千差万別です。たとえ同じ車であったとしても距離数や年数など様々な要素によって、1台1台が違う車として認識されています。こうした幾つかの要素によって中古車価格は決まります。では、中古車の価格を決める大きな要素にはどのようなことがあるのでしょうか。
価格が決まる一つ目のポイントは、年式です。中古車は基本的に年式が古いものとなるほど値段が下がっていきます。値段が下がる理由としては当然古くなるということもありますが、別の理由としてはモデルチェンジの影響が大きいといえるでしょう。自動車はモデルチェンジが行われるとその前のモデルは一気に価格が下がります。
しかし、すべての自動車にそれが当てはまるというわけではありません。中には新型よりも旧型の車の方が人気があるという車もあります。そのため旧型の中古車価格は思ったほど下がらないということがあります。中古車の値段が決まる別の予想はボディカラーです。
同じ距離数で同じ年式の車であったとしても、人気のあるカラーと人気のないカラーとでは数十万円も価格差が開くこともあります。装備によっても価格が違ってきます。例えば純正のカーナビやサンルーフがついてるものは、付加価値があるものとみなされて価格が高くなる傾向にあります。走行距離でも価格がかなり違ってきます。
買取店ではポイントとなる距離数があります。一つは5万キロ、そしてもう一つは10万キロです。5万キロを超えますと、かなり値段が安くなります。そして10万キロともなりますとその値段はさらにガクンと下がります。
こうした幾つかの要素によって中古自動車の価格は決められて行きます。